尿は腎臓で生成され、尿管を通過して膀胱に貯留し、尿道を経て体外へ排出されます。この通り道のどこかに問題があると、尿に異常がみられます。

腎臓病は無症状のことがほとんどなので、尿検査は非常に重要な情報を与えてくれます。また、腎臓に限らず様々な病気でも尿に異常がみられる場合があります。

〈尿一般検査〉

試験紙と尿を反応させ、指示薬の変色の程度によって尿中の蛋白・潜血・糖などを評価します。

〈尿中有形成分分析装置による検査〉

当院では東洋紡㈱『USCANNER Plus』を使用しています。

尿中に含まれている細胞成分(赤血球、白血球、上皮細胞、円柱など)の分析を自動で撮影、解析します。尿蛋白や尿潜血などで陽性と出た場合に詳しく調べるために行われます。


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